飲酒と執筆

あまりに執筆捗らないのでメモを残してみる

お出かけしている間に

なんかいっぱい溜まってしまいました.以下順不同に.
「地質学雑誌」の2月号が届きました.
「比叡花崗岩体の形成史と白亜紀火成活動史における位置づけ」周琵琶湖花崗岩団体研究グループ
京都周辺の地学関係者は必ず巡検に行く所ですな.バルク分析が行なわれていて, 一部XRFでほかは,外注ICP+INAAとなっているが,主成分も皆ICPでやったんかいな?(一部抹消).希土類元素って8個しかないんですか?それはさておいて,9試料のREEがあって何で特徴の同じ4個しかプロットしていないのか?いろいろ疑問が渦巻きます.とり合えずやっぱり年代が重要.
「領家帯柳井地域の含ざくろ石苦鉄質グラニュライトから見出された減圧組織」上塘斎ほか
柳井領家の高温部に何やらマフィックな石が片麻状トーナル岩の中にあって,一部にざくろ石斑状変晶が見られ,周りに斜方輝石-斜長石シンプレクタイトがあるので減圧でできたんでしょう.以上.

'Elements'の2月号が届きSuper volcanoesの特集号でした.
授業ネタにも含めるので,ゆっくり真面目に読むつもりです.'supereruption'とは10^15 kg (~450 km3)以上のマグマを噴出するもの.

'Geochemical Journal'の2008年1号も来てしまいました.
Geochemistry of volatile in the solid earth and their release to the atmosphereと銘打たれた特集号でございます.そのまま本棚に行く所,目次をちいと眺めますと,読んだほうが良さそうなものがあるので続きは次のポストで.