飲酒と執筆

あまりに執筆捗らないのでメモを残してみる

しばらくサボっていましたが

昨日地質学雑誌の3月号が届いていたようです.
本誌より.
「九州東部,朝地変成岩地域の変成作用とナップ運動の時期」藤井正博ほか
九州点在変成岩,の一つ.三波川やっている頃は勉強したんだがすべて忘れました.朝地は,去年大野火山岩のサンプリングで行きましたね.
なんか整理が悪くて,変成岩の話かと思うと,花崗岩のSHRIMP年代になり,それがまた随伴する非変成のユニットが大野川層群に不整合で覆われていて云々と,話は転々と変わる.最後の議論に変成作用は何の関係もない.結局は構造と時間関係の話なんだ.
全岩のMnの高い石にざくろ石でると言って三角プロットを示しているんだが,データはもちろん分析法も何も全く記述がない.オープンファイルもあるんだから,データ出すべきだと思う.

同封物.JGLの1号,これはまえにきたなあ.ニュースレター,その中の某書評は,いわば物理学会ニュースレターに「相対性理論は間違っている」なんて本が紹介されている,が言いすぎなら「常温核融合の未来」なんて本が紹介されているようなもので,何だかねえ.