飲酒と執筆

あまりに執筆捗らないのでメモを残してみる

納得するかどうかは知らんが

ざっと通読しました.

なっとくする機器分析 (なっとくシリ-ズ)

なっとくする機器分析 (なっとくシリ-ズ)

広い意味での分光学的手法による機器分析を広く浅く概観した本かとおもいます.量子化学の基礎的な解説書を書かれている方によるものなので,その方面での定性的な解説もちりばめられていて,原理を押さえるためには一度は量子論を学ばねばならないのか,と思わされますが,なかなかそこまではようやりませんわ.
通読するよりは,折に触れて,必要に応じて章ごとに眺めるぐらいが良いのではとも思いました.私らみたいな全然ばけ学でなくとも一応機械いじったりする機会のある者にとっては得るところがあります.いろんなスタイルの教科書が増えるのは本当によいことで,儂ら爺は手遅れでも,若い人はしっかり勉強してくだされ.