語りをたのしむべきか.
- 作者: 能田成
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2008/05
- メディア: 単行本
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本の末尾でお嘆きのように,何となくこの辺の研究もODP掘削の結果が出て以降余り流行らない感じはあるものの,「オサムシ」の話を引いておられるように,生物界を含めた日本の自然環境上の一大事件であることは疑いない.「もっと獰猛な研究が行われるべき」なんでしょうね.それで「信頼性の高いデータを地道に蓄積する」のが「一番の早道」とされる.でもそのようなタイプの研究を行うには,今時なかなか大変な環境にあるなあなんて,ぼやいている場合ではなく,やっぱり地道に頑張らんといかん.
ちなみに,末尾にちゃんとreferenceがついていますよん.